【170日目】インチュニブを減量。維持用量は体重に依存しない【インチュニブ服用レポート#13】
インチュニブ投与開始から170日目の第十三弾となるインチュニブ服用レポートです。
1月27日にインチュニブの用量を減量して、3mgを再スタートする事になりました。
4mgを服用していた期間は約9週間となる62日間です。
今回は前回の服用レポートまで4mgだった用量が3mgに減量した理由や起きていた症状などをご報告したいと思います。
▼前回のインチュニブ服用レポートはコチラ▼
また、予定より1日遅れの投稿となってしまい申し訳ございません。
インチュニブとは
そもそもインチュニブとは何かについて簡単に説明したいと思います。
インチュニブとは、一般名は『グアンファシン塩酸塩』と呼ばれ、ADHD(注意欠陥・多動性障害)患者を対象に「不注意」「多動性」「衝動性」の改善を期待される治療剤です。
日本国内で2017年5月に18歳未満の小児期対象として販売開始され、2019年6月に世界で初めて18歳以上の患者へと適応拡大されたADHD患者のための薬です。
元々は『エスタリック錠』と呼ばれる血圧を下げる薬で高血圧症患者に処方されていた薬をADHD患者用に再開発して作られた経緯があります。
そのため、「不注意」は改善されないが、「多動性」や「衝動性」には効果があり改善が期待されると見解があったりします。
▼詳細は下の記事でまとめています▼
1月29日までに服用している薬と時間帯
前回のインチュニブ服用レポート作成日である1月14日から薬の種類は変わりませんが、インチュニブの用量を3mgに減量しました。
1月27日に通院日があり、その日に減量をしています。
時間帯に変更はありません。
服用している薬の種類
服用する時間帯
特に変わらずにインチュニブ・レクサプロ・スルピリドが、
19~21時
の時間帯に服用しています。
コンサータが、
8時~10時
の時間帯に服用しています。
1月14日からインチュニブとコンサータ服用を続けた体調の変化
1月14日から記事投稿はあまりしておりませんが、特筆しておくべき所は記事にしておこうと思い作成してある記事があります。
「はてなブログのこよみモード」の画像を用いつつ説明していこうと思います。
1月14日から1月28日までの活動内容
前回よりかは、記事作成をしているのですが、安定した更新はできずにまばらな活動内容となっています。
簡単なデータにすると以下の様な感じです。
順調に活動ができた:4
ギリ活動ができた :2
無理 :9
(1月14日~1月28日)
です。
ギリ活動が出来た日付は、
- 1月16日
- 1月27日
無理だった日付は、
- 1月15日
- 1月17日
- 1月18日
- 1月20日
- 1月21日
- 1月24日
- 1月25日
- 1月26日
- 1月28日
となります。
ギリ活動できた日の出来事
1月16日
朝に起きて、コンサータを服用して記事作成を試みるも頭の回転が悪く作成ができないという状態です。
別のことを考えたりするような事はなかったのですが、文言が思いつかずに文章を上手く作れませんでした。
短文になったり、全体的に違和感がある文章の流れになったりとスムーズに書き上げることができませんでした。
1月27日
通院日であり、記事作成ができる余力がありましたので作成をしました。
この日にインチュニブを4mgから3mgに減量しました。
簡潔ではありますが、診察内容を軽く説明しています。
体調の方はすごく荒れていました。
この日はまともな睡眠を取っておらず、前日の22時に起きてから一睡もできずに結果的には24時間以上起きています。
無理だった日の出来事
基本的には寝ています。
なので、特筆すべき日だけを書いていきます。
1月20日・21日
20日と21日をまとめて報告しています。
20日と21日は、珍しく朝に起きた時に爽快感がありました。
睡眠の質が良かったかのように「これがインチュニブの効果なのか?!」と驚きを感じました。
なので、コンサータを服用せずに活動してみようと思いましたが、午後には疲れを感じてベットで横になってます。
コンサータを服用なしで活動することが難しいのだなと実感しました。
1月24日・26日
24日~27日までをまとめて報告しています。
24日に生活リズムが崩れるぐらいに体調が荒れました。
この日は朝方の6時まで起きています。
一旦眠れたものの5時間後に起きて、ネットサーフィンをしつつ午後に食事をとった後はベットで横になりまた寝ています。
26日は夜に眠れて朝の8時に起床、コンサータを服用して活動を試みるも全然活動ができずに寝てばかりとなりました。
寝ては起きてを繰り返して、合計で15時間の睡眠を取っています。
いつもでしたら夜に一応睡眠を取ることができるのですが、22時の起床後から翌々日の1時頃までの27時間ずっと起きていました。
眠ろうとするものの眠れずに、肉体的もそうですが精神的にもきつい日でした。
インチュニブの効果について
今回は、インチュニブの用量を4mgから3mgに減量した事にちなんでこれまでの体調の変化について振り返りたいと思います。
全ての活動期間を振り返る
まず初めに、インチュニブの用量を3mgにした日は2019年9月24日です。
インチュニブ服用レポート第四弾から。
【44日目】インチュニブ服用の感想レポート(大人)#4【ADHD処方薬】
そこから徐々に体調が良くなっていき、2019年10月5日から同年12月10日までギリ活動できた日がありつつも毎日記事投稿ができるぐらいにブログ活動をしていました。
継続日数は67日間です。
そしてインチュニブの用量を4mgにしたのは、2019年11月26日です。
インチュニブ服用レポートは第九弾から。
【113日目】インチュニブを増量する場合は注意が必要【インチュニブ服用レポート#9】
それから2週間後となる12月10日を最後に11日からブログ活動を休む日が増えていきます。
インチュニブの用量を3mgにしてから約2週間ほどで体調が良くなり毎日投稿ができていたものが、インチュニブの用量を4mgにしてから約2週間ほどで体調が悪くなっていきました。
用量を4mgにした理由は、ネットなどで閲覧できる情報で『体重による維持用量』を試してみたかったからです。(当時の体重62~64kg)
体重 | 開始用量 | 維持用量 | 最高用量 |
---|---|---|---|
17kg~25kg未満 | 1mg | 1mg | 2mg |
25kg~34kg未満 | 1mg | 2mg | 3mg |
34kg~38kg未満 | 1mg | 2mg | 4mg |
38kg~42kg未満 | 1mg | 3mg | 4mg |
42kg~50kg未満 | 1mg | 3mg | 5mg |
50kg~63kg未満 | 2mg | 4mg | 6mg |
63kg~75kg未満 | 2mg | 5mg | 6mg |
75kg以上 | 2mg | 6mg | 6mg |
参考元:注意欠陥/多動性障害治療剤「インチュニブ® 錠 1mg・3 mg」-武田薬品工業株式会社
3mgにしてから調子が上がってきたのだから、4mgにしたら更に調子が上がるかもしれないという期待を持ちつつ増量をしてみました。
しかしながら結果的に私には合わなかったようで、体調はみるみる悪化していく事になりました。
インチュニブの効果が効き始めるのに1~2週間は掛かると説明されましたが、これは確かの様です。
インチュニブ用量を3mgにして2週間を経たずして体調は良くなっています。
インチュニブ用量を4mgにして2週間後には体調が悪くなっています。
私の場合は良い結果も悪い結果も約2週間で分かりました。
しかし、あくまで2ヶ月ほど様子を見たから分かる結果論という事に注意してください。
2週間後に悪くなってきたからと言って、悪い方向性に行っているとは限りません。
1ヵ月~2ヶ月、最高で3ヵ月ぐらいは様子を見た方が賢明だと思います。
急に覚醒したかのように体調が急上昇する可能性もあります。
私の場合は、インチュニブ投与開始から42日目となる9月24日に急に精神ともに身が軽くなった経験をしています。(1mgが14日間、2mgが28日間)
▼その時に感じた事をまとめた記事がコチラ▼
上記の様な経験をして、タイミングよくその日に3mgの増量となりました。
そして、みるみる体調は良くなりました。
インチュニブ服用レポート第四弾の記事を見ると分かるのですが、体調はだいぶ荒れ、精神的に乱れたりしていて鬱関連の記事を書いていたりします。
それが、精神的な乱れや身体的不調が嘘かの様に無くなり、急に体調が良くなりました。
なので、一時的なものなのか継続的に続くものなかを見極めるためにも1ヵ月~3ヵ月は様子見をした方が良いのではないかと言うのが私の体験談から思う感想です。
体調が悪くなり始めた4mgの活動期間を振り返る
上の項目でさらっと説明した通りに4mgに増量をしたのは、2019年11月26日です。
2週間後となる12月11日から記事作成をしない日が増えてきます。
ブログカスタマイズに専念したから記事作成をしなかったという事もありますが、順調に活動できた日は圧倒的に少ないです。
ブログカスタマイズもギリ活動が出来たようなものなので、今になって振り返ると体調が悪化していったのだなと分かります。
この時期は幸いにも精神的な乱れはありませんでした。
インチュニブ服用前や服用開始時期に感じていたような「孤独感」「虚無感」「絶望」「嫌悪」などの感情はありませんでした。
感じていた症状は、
- 眠気
- 過眠
- 怠さ
- 頭が重い
です。
それから更に悪化していき3mgに戻す1週間前には、
- 不眠
- 便秘
などの症状も現れたりしました。
過眠と不眠は矛盾の様に感じる症状ですが、一日中眠れない日があったり、一日中寝ている日があったり、毎日を安定的に寝て起きて活動する事ができない症状に襲われていました。
精神的な乱れはないものの、体調的に不安定さが多い事から、まだ体調の安定が続いていた3mgに減量をして様子を見ていくこととなりました。
体重による維持用量は意識しなくても良さそう
ネットなどで閲覧することができる、『体重による維持用量』はあくまで目安で良さそうです。
用量を徐々に増やしていき、自分が一番気持ちよく活動できる期間が多かった用量があれば、その用量を自分が適する維持用量と見てよさそうです。
私の場合はコンサータも服用していますので、体重からみるインチュニブ維持用量の4mgをキープしてコンサータの用量を増やしてみることを提案してみたのですが、それは辞めておいた方が良いとの話になりました。
インチュニブを服用していて安定的に活動できる期間があれば無理に増量することをしなくても良さそうな気もします。
また、インチュニブを服用しても効果が感じられない人は辛抱強く耐えて主治医と相談してしっかりと今後どうするかを考えてみるのも良いかと思います。
私が感じるインチュニブの効果としては、衝動性を抑えることができるという一面が強く感じられて、落ち着いて物事を考えることができる点です。
そして、一番嬉しく感じているのは夜に眠れることです。
衝動性が抑えられて、夜にあれこれ考えて脳が覚醒してしまい眠りに着けなることが無くなりました。
最初はそれなりに対策をして苦労する所はありましたが、インチュニブ3mgを服用していた時期は昼夜逆転を戻した後に安定して夜眠れることができていました。
睡眠剤は試したことはないのですが、睡眠改善薬を色々と服用しても出来なかった事がインチュニブを服用する事により、安定的に夜に寝て朝起きて活動することが可能になりました。
もし、ADHDの方で夜に眠れないことが多いと感じる人は、睡眠剤や睡眠改善薬を試すよりインチュニブを試してみるのもアリかと思います。
最初は副作用の眠気が強くあらわれて、日中に眠くなることが出てきてしまうかもしれませんが、総合的にみると活動できる日が増えてくるかもしれません。
一つ参考になりますと幸いです。
今回はこれで以上となります。
次回の服用レポートは2月11日を予定します。
投稿しましたら追記にてお知らせ致します。
3月10日追記:次回となるインチュニブ服用レポートを作成及び投稿しましたので追記にてお知らせいたします。
その他の経過報告
当ブログでは、インチュニブ服用レポート以外にも様々な活動をしていますので、他の記事にも足を運んでもらえると幸いです。
インチュニブ関連
その他のインチュニブ服用レポートは下記の『インチュニブ服用レポート』カテゴリーから見ることができます。
コンサータ関連
コンサータ関連は、ちゃんとしたレポートをまとめておりませんが、下記の『日常』カテゴリーから日々の活動記録として、コンサータを服用して活動した内容やコンサータを服用しないで活動した内容などを見ることができます。
最近は記事投稿の頻度が下がっていますが、今後毎日投稿できるように頑張ります。