緊急SEO対策本部による緊急SEO対策会議(脳内会議)議事録part2
概要
part1の会議にてアクセス数増加の解決策を導き出したのだが、具体的なSEO対策案が浮かび上がらない問題点を指摘されたため対策を講じられずにいた。
事の発端は2019年9月6日未明に某ブログにて記事のアクセス状況を調査した際に、時間を掛けて作成された記事がGoogleに全く評価されていない事案が発覚。これをきっかけに非常SEO災害特別措置法を発令及び緊急SEO対策本部を設立した経緯を持つ。
▼議事録part1のリンクはこちら▼
今回も前回の会議同様に関係者各位(1人)が招集され2回目となる緊急SEO対策会議(脳内会議)が開かれる。
並びに議事録作成。
- 概要
- 議題
- まずは知ってもらいたいSEO対策の種類
- HTML構造の視点によるSEO対策は3つのカテゴリーに分類
- 記事(ページ)の文字構造の視点によるSEO対策は1つのカテゴリー
- 種類別にみるSEO対策の主なやり方をご紹介
- 新規の記事作成にあたり有効なSEO対策の解決案
- おわりに
議題
新規の記事作成にあたり有効となるSEO対策の考察
前回の会議にて、アクセスがない記事に対してアクセス数増加の解決案が複数挙げられた。
そして、
キーワードに特化した記事を新規作成し該当記事と紐づける
事が決定づけられたのだが具体的なSEO対策案はあるのかと異議申し立て(脳内思考論争)が巻き起こり、前回は対策を講じられずに会議は終了した。
そこで今回は、新規の記事作成に有効なSEO対策に関して議論(脳内会議)をする。
SEO対策に色んな種類がある事をこの時はまだ知らない
しかしながら、SEO対策に関して色んな種類がある事をこの時はまだ知らずに会議は難航して全く議論が進まない状況に陥る。
なので、まずはSEO対策の種類を説明してから、
本題の新規の記事作成に有効なSEO対策を説明したいと思う。
まずは知ってもらいたいSEO対策の種類
まず「SEO対策」と一言で言っても、どの視点からみるかによって様々なSEO対策があることを知ってもらいたい。
大きく分けると以下の2つ
上記2つのSEO対策があることを知らないと、
知りたい情報にたどり着く事が難しい。(私の事。検索しまくった)
HTML構造の視点によるSEO対策がある
HTML記述
<h1><h2><h3><p><ol><ul><alt>
などを意識したブログ(サイト)やコンテンツ(ページ)を作り上げること。
記事(ページ)の文字構造の視点によるSEO対策がある
記事のメインとなるキーワード選び。
キーワードを意識したタイトル・見出しを付ける。
キーワードとタイトル、見出しを意識した内容文を書いていく。
主に文字同士の関連付け(人類語・人間語)を意識したSEO対策。
HTML構造の視点によるSEO対策は3つのカテゴリーに分類
HTML構造の視点から考えると、さらに3つのSEO対策がある。
上記を順に説明していきたい。
内部SEO対策とは
この記事で言う『内部SEO対策』とは、ブログ(サイト)全体に対してSEO対策をする意味合いで説明していく。
Googlebot(クローラー)によるAIがトップページから個々のページにアクセスしやすいか等をメインにした考え方。
ブログ(サイト)全体が
などに対応したSEO対策である。
「内部SEO対策」で検索すると、後述する「コンテンツSEO対策」と類似した内容がでてきたりするが、ここではブログ(サイト)全体に対してSEO対策をする事に特筆した内容にしていく。
記事(ページ)単体でマークアップ言語によるSEO対策をしたい場合は「コンテンツSEO対策」で検索した方が知りたい情報に辿り着く可能性が高い。
外部SEO対策とは
『外部SEO対策』とは、被リンク・外部リンクを獲得する手法を指す。
つまりは、他のブログ(サイト)に自分の記事がURLでリンク付けされて、紹介されているという事である。
Googleはリンクを辿って色々なページを見に行っているために、文字(テキスト)のみで紹介されていては意味がない。
コンテンツSEO対策とは
この記事で言う『コンテンツSEO対策』とは、記事(ページ)単体でSEO対策をする意味合いで説明していく。
Googlebot(クローラー)によるAIが記事(ページ)にアクセスしてきた時に、マークアップ言語をしっかり使用しているのか等をメインにした考え方。
1つの記事(ページ)が
- 大見出しを表わす<h1>タグ、その他<h2><h3>タグは最適に使用されているのか
- 箇条書きを表わす<ul>タグ、リスト項目を表わす<ol>タグが使用されているのか
- 引用してきた事を表わす<blockquote>は使用されているのか
などに対応したSEO対策である。
「コンテンツSEO対策」で検索すると、後述する「SEOライティング」と類似した内容が出てきたりするが、ここではマークアップ言語(機械語)に特筆した内容にしていく。
人間が読める文字を関連付けする手法のSEO対策は、「SEOライティング」で検索すると、知りたい情報に辿り着く可能性が高い。
記事(ページ)の文字構造の視点によるSEO対策は1つのカテゴリー
SEOライティングとは
この記事で言う『SEOライティング』とは、文字同士(テキスト同士)が関連するような用語をたくさん使用して、「読者が知りたい情報を網羅してますよ」とGooglebotにアピールする手法を指す意味合いで説明していく。
「Webライティング」で検索しても似たような検索結果に辿り着く事ができる。
以上を持って様々な種類のSEO対策を知ったところで種類別でみたSEO対策の主なやり方について説明していく。
種類別にみるSEO対策の主なやり方をご紹介
色んな種類のSEO対策があるのだが、どれも共通して言える事はユーザー(読者)にとって優しい・使い易いブログやサイトであるのかという事。
『Googleが掲げる10の事実』で一番最初に明記されている様に、
ユーザーの利便性を第一に考えている。
これを前提に考えておけば、
なぜこのような事をしなければならないのか。
についてもすぐに理解できると思います。
内部SEO対策の主なやり方
パンくずリストを使用、設置する。
ページの上部にある
『トップ > 緊急SEO対策本部 > 緊急SEO対策本部による緊急SEO対策会議』
みたいなやつ。
ユーザーがどこにいるのか把握しやすいようにする。
ナビゲーション・サイドバーを設置する。(画像は使用せずにテキストにするのが好ましい)
記事のどこにいても、
別のページにアクセスしやすい事やユーザーが他にも知りたい情報に早くアクセスできるようにするために設置の必要がある。
階層を深くしない。
色々なフォルダ分けをしてURL階層が深くならないように気を付ける。
https://holdambition.hatenablog.com/entry/2019/09/07/154926
みたいに「/(スラッシュ)」が多くつかないようにする。
意味は「entryフォルダ」の中の「2019フォルダ」の中の「09フォルダ」の中の「07フォルダ」の中の「154926ファイル」です!という意味。
はてなブログの場合は、設定オプションにあるカスタムURLで「/entry/」配下を指定する必要がある。
あと、URLも内容とマッチするようなURLだとSEOに有効的だとされている。
XMLサイトマップを設置する。
ブログでいう所のサイトマップは、カテゴリーを設けてカテゴリー別に記事を管理させてブログ構造をわかりやすくしていることを指す。
そのブログ構造をわかりやすくしたものをGooglebot(クローラー)専用に作成したのがXMLサイトマップ。
GoogleSearchConsoleにてXMLサイトマップを登録しておくと、より早く記事のインデックス登録が行われたり、より効率的にGooglebotが記事を見つけてくれる可能性が高まる。
はてなブログの場合はすでに用意されていて「/sitemap.xml?page=1」がXMLサイトマップとされている。
GoogleSearchConsoleのツールを使用することによりXMLサイトマップが登録できる。
以上が内部SEO対策の主なやり方である。
外部SEO対策の主なやり方
大前提として、読者にとって有益な情報がある記事(ページ)である事。
この情報知らなかった!
この情報をもっと他の人にも教えたい!
と思わせる様な記事を意識して作成する事。
TwitterやFacebook等のSNSで拡散しやすいようにする。
はてなブログで言う所のツイートボタンやFacebookのシャアボタンを付けるなど、拡散しやすい状況下をつくる。
自分がメインで記事作成している内容(食べ物、美容、健康など)に当てはまるコミュニティ等に所属する。
ブログ村等の自分のブログやサイトをアピールできるサービスに登録をして、自分の記事をリンク付けしてくそうなコミュニティに所属する。
はてなブログの場合は「はてなグループ」という機能があるので自分と同じような人が集まるグループに所属して被リンクを獲得しやすいような状況下をつくる。
むやみに拡散を促すような事をすると返って危険。
Googlebotはリンク元やリンク先も確認するため、リンク元が低品質なコンテンツ(関連性のないリンクが大量に張り付けられているブログなど)に自分のリンクが貼られていると自分の記事も低評価される可能性がある。
GoogleSearchConsoleでリンクされている場所を見る事ができるので、たまに確認が必要。
以上が外部SEO対策の主なやり方である。
コンテンツSEO対策の主なやり方
他ブログから内容文をコピーしてきた場合は、引用を意味する<blockquote>タグをつける。
他ブログと同じ文章があったらGooglebotは怪しむ。
<blockquote>タグがあればGooglebotは許してくれる。
さらにすぐ近くに引用元のリンクURLがあればGooglebotは喜んでくれる。
「信頼性」と場合により「専門性」がある記事だと評価してくれる可能性大。
リンクURLを貼り付ける際はテキストリンクでGooglebot(AI)にもわかるようにする。
リンクURLが離れた場所にあると、
何のためにあるURLなのかわからずに関連性のないURLを貼り付けたとされて低評価にされる可能性がある。
Wikipediaにあるような脚注等で最後に引用元を明記しても許してくれると思う。
<meta description>(メタディスクリプション)の最適化
メタディスクリプションとは、記事の概要を設定するためのものである。
はてなブログでは、タイトル直下の文章がメタディスクリプションに自動的に設定されるのだが、記事の作成画面にて「編集オプション」から「記事の概要」欄からでも設定できる。
これが検索結果画面に反映される場所なので、タイトル直下の文章でタイトルとは関係のない事を書いていると少なからずGoogleの評価に影響を及ぼすとされている。
また、ブログ全体に対する「設定」にて、「詳細タグ」を開いたときに「検索エンジンの最適化」項目に「ブログの概要(meta description)」を設定できるが、とても悩ましい設定である。
「ブログの概要(meta description)」を設定していると、個々の記事では別々のメタディスクリプションが設定されているから問題がないのだが、カテゴリーを作って使用している場合はメタディスクリプションが重複する形となり、SEO的に評価を落としかねない。
はてなブログ使用者にとっては究極の二択である。
ちなみに私は全体的なメタディスクリプションの設定はしない事にした。
個々の記事に対しては、設定オプションにある記事の概要にて設定をするようにして様子を見る事にした。
関連性のある内部リンクを貼り付ける。
関連性のあるリンクを貼り付ける事でより専門性の特化した記事・ブログなのだなと評価される可能性がある。
リンクURLを貼り付ける際はテキストリンクでGooglebot(AI)にもわかるようにする。
独自性を出すために画像を貼り付ける。
画像を貼る事によって、詳しくわかりやすく説明している記事なのだと評価される可能性大。
その際に気を付けたい事は、画像を貼り過ぎによるファイル容量の増大と何の画像を示しているのかテキスト(文字)もすること。
ファイル容量を抑えるためには、画像を[.jpeg]または[.jpg]拡張子にすると良い。
[.png]拡張子だと容量が大きいのだが、[.jpeg]または[.jpg]拡張子だと容量は小さい。
なぜ、容量を気にする必要性があるかというと記事の読み込み速度、つまりは記事全体が表示されるスピードに影響されるためである。
Googleの評価基準に表示されるスピードも重視している。
PCで表示する分にはあまり気にしなくてもいいかもしれないが、スマホやタブレットにて表示されるのに時間が掛かる可能性がある。
そして、何の画像を示しているのかテキスト(文字)にする事は<alt>属性を使用することが好ましい。
テキスト(文字)も適当に付けるわけではなく、しっかりと何の画像なのかを説明する文字を付ける事でGooglebotも喜ぶだろう。
<title>タグ<h1>タグ<h2>タグ<h3>タグ<ol>タグ<ul>タグなどを意識する
<h1>タグを大見出し
<h2>タグを中見出し
<h3>タグを小見出し
と仮定する。
仮定した内容を基に説明をすると、
大見出しの次に中見出しがくる。
中見出しの次に小見出しがくる。
小見出しの次に内容文がくるようにする。
大見出し、小見出し、中見出しのように順番が可笑しくならない様に注意をする。
そして、順序のある表示リストを意味する<ol>タグでリストアップをして順序よく説明していく。
または、順序ない表示リストを意味する<ul>タグで箇条書きにリストアップをする。
用意されているマークアップ言語を使用して、Googlebotに「わかりやすく説明していますよ」とアピールをする。
以上がコンテンツSEO対策の主なやり方である。
SEOライティングの主なやり方
誰に読んでもらいたいかターゲットを決める。
そして、1記事(ページ)に対してキーワードを3つ程用意する。
用意したらタイトルにキーワードと関連づけたワードを入れる。
タイトルと関連付けたら、
大見出しにタイトルと関連性のあるワードを入れる。
中見出しに大見出しと関連性のあるワードを入れる。
小見出しに中見出しと関連性のあるワードを入れる。
内容文に小見出しと関連性のあるワードを入れる。
大見出し等や内容文に関連性のあるワードを入れることを「共起語を使用する」などと言われたりする。
例えば:「SEO対策」の共起語は「やり方」「基本」「google」等が挙げられる。
「SEO対策 やり方」のように、SEO対策のキーワードに対して、空白の次に入力されるワードを予測して見出しや内容文に含めるやり方の事を「共起語を使用する」と言う。
訂正:9月10日
タイトルや大見出し等にキーワードと関連性のあるワードを入れる事をサジェストキーワードを使用する。
内容にキーワードと関連性のあるワードを入れる事を共起語を使用する。
共起語ワードを分析してくれるサービスもあるので、
1つ紹介しておく。
その他に、
問題点を最初に挙げて、解決方法を挙げて、その結果などの体験談を画像を使用しながら作成する事も有効的なSEOライティングの手段である。
以上がSEOライティングの主なやり方である。
新規の記事作成にあたり有効なSEO対策の解決案
SEO対策には様々な種類があり目的別にSEO対策がある事はわかってもらえたと思う。
種類別に紹介はしてきたが、全てを説明したわけではないのでご了承願いたい。
そして、私が考察する新規の記事作成で有効なSEO対策の解決案は下記の項目になる。
解決案
- 画像を貼る
- 画像を貼り付ける場合は[.jpeg] or [.jpg]拡張子
- 画像を貼り付ける際に<alt>を使用する
- オリジナルの体験談を書く
- h2タグ、h3タグを使用する
- キーワードを決める
- キーワードと同じワードをタイトル・見出しにつける
- タイトル直下の文章に気を付ける
- 見出し直下の文章に気を付ける
- 代名詞を使わない。「これ」「あれ」「それ」
- マークアップ言語を意識する。箇条書き、引用、脚注等
- キーワードの共起語を内容文に入れる
- テキストリンクのURLにする
- 関連性の高い内部リンクを貼る
- E-A-Tを意識する(専門性、権威性、信頼性)
- ディスクリプション(記事の概要)にキーワードを含める
以上が解決案である。
この解決案を参考にして、
新規記事を作成しアクセスが集まるような記事にする。
そして、アクセスを集めたいと思っていた色んなキーワードがてんこ盛りの記事とリンクさせてアクセスを集める。
もしかしたら、関連性のない内部リンクとの貼り付けと評価されて評価が下がる恐れがあるが試す価値はあると思われる。
おわりに
何からSEO対策を行えば良いのかわからないと言う人向け
どこに問題点があるのか、何から解決していけばいいのか分からない人のために、SEO戦略をしてくれるツールを1つご紹介。
『無料キーワード提案ツール UbersuggestでSEO対策』
Ubersuggestで自分の「サイト監査」をしてくれて、
SEO上でどのような問題が浮上しているのかを丁寧に記載がある。
Ubersuggestでこんな事が出来ると簡単に説明した記事があるので、そちらも合わせてご参照ください。
SEO対策ばかり調べる一日となる - 毎日を生きる、そして活きる
所感(議事録設定どこ行った?)
SEO対策の種類を説明したが、全てを説明するととんでもない文章量になるので、どういう意味合いを持っているのか概要を知ってもらえるような内容にしたつもりである。
もっと細かい説明をするとなると内部SEO対策として、<div>構成はしっかりしているのか、<title>タグの重複はないだろうか、<span>と<p>は使い分けているのかなど、個人が制作したブログ(サイト)の構造上の問題から説明するなど多岐にわたる説明が必要となる。
そのため本記事では、はてなブログ等のブログサービスを利用している人向けの説明が多い記事となっている。
しかしながら、本記事で自分の目的に合うようなSEO対策がないとしても、SEO対策に関しての適切な検索方法は伝える事ができたのではないかと感じる。
何かを検索するのに、書籍のような幅広く説明をしてくれる記事を見つける事は困難だと思われる。
検索をして見つけられるのは書籍で言う所の第1章や第2章といった、書籍全体に対しての部分的に詳細な説明がなされている記事だと思われる。
詳しく知りたい場合はネットで検索するのは妥当だと思うが、
幅広く知りたい場合のネット検索は中々難しい。
書籍と合わせながらのネット検索は大いに有効的だが、
ネット検索だけに頼ると痛い目に合うかもしれない。
そう言う私はネット検索だけ・・・
そして、本記事ではSEO対策に関して説明しているのにSEO対策をしていない記事である。
色んなキーワードがてんこ盛り状態だ。
なんという矛盾だろうか。
許してヒヤシンス・・・
一応頑張ってみたが、本記事がネット検索されて日を浴びる事になるのかは全くわからない。
そして、次に「緊急SEO対策本部」カテゴリーで更新される内容は、
『緊急SEO対策本部による対策結果と分析』
だと思います。
以上を持ちまして、緊急SEO対策会議(脳内会議)を終了とさせていただきます。