【218日目】最近はお酒を全く飲まない。ほぼ毎日3リットルものお酒を飲んでいた私が飲まなくなった理由を考察【インチュニブ服用レポート#14】
インチュニブ服用開始から218日目、用量を3mgに戻してからは約6週間が経過しました。
そんな今回の主題はインチュニブを服用し始めてお酒を全く飲まなくなったことについて話をしようと思います。
私自身、お酒は結構な量を飲んでいたと思います。
最もお酒を飲んでいた時期は500mlの発泡酒を6缶(合計3リットル)のお酒をほぼ毎日飲んでいた時期があります。
これは、うつと診断される前であり、発達障害と分かるずっと前の話です。
これだけの量を飲んでいたお酒が今では全く飲まなくなったので、『なぜお酒を飲んでいたのか』から『なぜお酒を飲まなくなったのか』について話をしようと思います。
そこから、あなた自身と当てはめてお酒を辞められる方法が見つかるかもしれません。
また第14段目となるインチュニブ服用レポートは、本来であれば2月11日に投稿予定をしていたのに体調を崩してしまい、約4週間遅れの投稿となってしまい申し訳ございません。
▼前回のインチュニブ服用レポート▼
以前のインチュニブ服用レポートは過去の記事を参照して、体調の変化などをレポートしていましたが、今回は参照する記事がないために軽い説明のみにしようと思います。
インチュニブとは
そもそものインチュニブとは何かについてから説明します。
インチュニブとは、一般名は『グアンファシン塩酸塩』と呼ばれ、ADHD(注意欠陥・多動性障害)患者を対象に「不注意」「多動性」「衝動性」の改善を期待される治療剤です。
日本国内で2017年5月に18歳未満の小児期対象として販売開始され、2019年6月に世界で初めて18歳以上の患者へと適応拡大されたADHD患者のための薬です。
元々は『エスタリック錠』と呼ばれる血圧を下げる薬で高血圧症患者に処方されていた薬をADHD患者用に再開発して作られた経緯があります。
そのため、「不注意」は改善されないが、「多動性」や「衝動性」には効果があり改善が期待されると見解があったりします。
▼詳細は下の記事でまとめています▼
3月10日までに服用している薬の種類と時間帯
3月2日に通院日があり、処方箋の用量に変化がありました。
抗うつ薬として処方されているレクサプロの用量が0.5錠から0.75錠に増量しました。
時間帯は特に変化はありません。
薬の種類
服用している時間帯
インチュニブ・レクサプロ・スルピリドが、
19~21時
の時間帯に服用しています。
コンサータが、
8~10時
の時間帯に服用しています。
1月29日から3月10日までの体調の変化
体調が悪化して、ベットの上で過ごす事が多かったです。
2月全般はブログ活動をお休みして休息に徹していましたが、回復するスピードが遅かったです。
2月の前半期は、主に体調面の悪化しました。
怠い、頭が重い、頭の回転が鈍いと言ったようなブログの記事作成をしたいという気持ちはあるがあり、椅子に座って編集画面を開きましが単語が出てこず、次第に全身が重くなるような感じがしてベットに移動することが多かったです。
2月の後半期は、体調面に加えて精神面も悪化しました。
怠さは軽減したものの、頭が重い感じがしました。
精神面も悪化してきて、この頃には椅子に座って何かしようという気持ちも起きずに、ベットの上に居ることが多かったです。
そして、自責の念や体調が良くならない焦り、過去の出来事を思い出しては嫌悪する状態になっていました。
▼詳細は下記の記事にまとめています▼
一向に良くならないことから3月に入った時に運動を始めて、体調と精神面の回復に試みてみることにしました。
始めてみて1週間程度ですが、効果はなかなかで良くなりつつあると思います。
詳細は下の記事を拝読してもらいたいのですが、体調的にも精神的にも軽い気持ちを持って記事作成などの作業をすることができています。
▼詳細は下記の記事でまとめています▼
私とお酒の関係性(経験談による持論)
発達障害の方はアルコール依存症と併存している可能性が高いと言われています。
私もアルコール依存に近いぐらいに毎日お酒を飲んでいた時期があります。
それがここ最近ではお酒を飲まなくなったことに気がついたので、私とお酒に関して話をしていこうと思います。
インチュニブとは無関係のように感じると思いますが、私が感じている中では無関係とは言い難いような気がしますので今回はお酒の話題にしたいと思います。
なぜ、ほぼ毎日3リットルのお酒を飲んでいたのか
私自身が毎日お酒を飲んでいた理由は、考えることを辞めたいからという要素が大きいです。
お酒を飲むと悩みなんかがどうでも良くなる気持ちになります。
悩みというのは不安要素があり、見つかりにくい答えを探そうとして延々と考えるものだと思います。
答えが見つかれば良いのですが、答えが見つからないのであれば苦しみに変わったりします。
私の場合は兄が亡くなった事による、私の生き方に関する疑問の悩みでした。
その当時は20歳でした。
これを誰か他人と対話して、主観と客観を照らし合わせて道を探して行けたらある程度悩みは緩和できたのかもしれないと今になって思います。
しかし当時は誰かと対話する事はありませんでした。
遊ぶ人は居ても、悩みを相談するような人は居ませんでした。
今もそうなのですが、男女関係なしに深い仲と言われるような人がいません。
人と親密になる方法が分からずに育ってきています。
その理由としては、両親の不仲です。
父と母は仲が悪く、口喧嘩が多い家庭でした。
そんな両親なので、小学の高学年辺りからは両親と会話する事はだんだと減っていきました。
この頃から何か決め事はもう1人の自分を作り出しての対話で決めることが多かったです。
主観的に考える自分と客観的に考える自分を作り出して、脳内で会話を繰り返して決めていってました。
なので、誰かに相談することなく、必要性も感じることなく、兄が亡くなり私の生き方についての疑問ももう1人の自分と対話をすることになります。
しかし、もう1人の自分と対話をするには限界があります。
もう1人の自分と言えど、知識は共有なのですから、自分が蓄えている知識以上の視野や視点を持つことができません。
本を読まない、誰かに話を聞くなど見解の広げ方を知らずして過ごしてきたので、知識が広まるような事はありません。
自分が蓄えている知識の範囲で対話をするものですから、自分の生き方に対する疑問に関して何も道を示すことが出来ずに耐えきれなくなりました。
今までどう生きてきたのか、なぜ生きているのか、これからどう生きたいのか、自責の念を持ちながらもう1人の自分と対話をしたところで道となる様な答えを見つけることが出来ずに苦しみます。
そして、限界を迎えて考えることを放棄したいがために、ほぼ毎日3リットルものお酒を飲んで、アニメを見たりして過ごします。
しばらくはこの様な生活が2年ほど続きます。
それからの話については長くなりそうなので割愛して簡潔にまとめます。
やりたい事が見つかったので、その勉強に集中したいために飲酒する頻度を減らします。
そして、上手く行ったり上手く行かなかったりで飲酒をする時期があったりなかったりします。
発達障害と診断される前にはまたお酒を飲む頻度が増えます。
しかし、お酒の量は上で説明していたほどには飲んでいません。
500mlの発泡酒が2缶程度なので、1リットルほどと少なめです。
お酒をよく飲んでいた私がなぜお酒を飲まなくなったのかのでしょうか。
お酒を飲まなくなったことに関して考察していきたいと思います。
なぜ、お酒を飲まなくなったのか
お金がないというのも一つの理由に挙げられると思います。
しかし、それだけではなさそうです。
一人暮らしをしていた私は実家に帰り、気分が落ち着かない理由から心療内科を受診してうつと診断されます。
そこから療養に入り、現在に至るまでの約1年半は無職状態で両親からお金を工面してもらい生活をしています。
無職なのでお金がないのは当然なのですが、それでも耐えきれなくなりお酒を飲む事はありました。
お酒を飲む理由として、悩み、不安が払拭されずに苦しい思いから解放されたい気持ちがあるということは、上の項目で説明をしました。
無職状態で発達障害という障害を持ち、うつ病とも診断されて悩みの種は深く大きくなっているはずなのにここ最近はお酒を飲むことがなくなりました。
ここ3ヶ月ほどは飲んでいません。
なぜ、飲まなくなったのかに関して考察をしていきたいと思います。
1.薬の効果
抗うつ薬としてレクサプロを服用しています。
しかしながらどの様な効果をもたらしているのかについてはいまいち実感が湧きませんので、念頭に置きつつもインチュニブを中心に考えていきたいと思います。
インチュニブのもたらす効果の期待としては、ADHD特性の多動性や衝動性を抑える効果が期待されています。
つまりは落ち着くことができます。
この効果の実感としては、インチュニブを服用してから2時間後ぐらいには、複雑な思考をしなくても済むようになる感じがします。
考えることが出来なくなるという訳ではありません。
頭の切り替えができて、リラックスモードに入りやすくなるということです。
リラックスモードに入れない場合はどうなるかと言うと、Youtubeのゲーム実況などを観たりしていて、何ともない発言で自分に関する過去の出来事を思い出して、考えて、気になるところがあるから検索して調べてなど、横になって体は休んでいても脳は休まずにアレコレと考えてしまうことがあります。
それがリラックスモードに入ると純粋に動画を楽しむということができます。
そして、5時間後ぐらいに眠気が来て眠りにつくことができます。
お酒を飲まずとも考えることをしなくなるので、これが大きな要因だと思います。
2.落ち着いて対処できるようになった
上で説明した通りにインチュニブの効果で落ち着くことができます。
なので、冷静に物事を対処することができます。
例に挙げると怒りの感情が湧き出す前に対処することです。
怒りの感情に囚われると怒りの感情を持って対処しようとします。
それが、他者に向いたり自分に向いたりします。
怒りの感情が自分に向いてしまうとどうなるか。
怒りの感情を持って自分を叱りつける。
叱りつけた自分に対して悲しみの感情が湧き出る。
連鎖する様にいろんな感情が湧き出てくる。
心の中はとてつもなく忙しくなります。
それを止めようとお酒を飲んで吹き飛ばそうとします。
でも、感情処理の先延ばしに過ぎないので、翌日にも影響を及ぼしてまたお酒を飲むという負の連鎖が始まってしまいます。
感情的になるのは厄介です。
矛先が相手に向かうともちろん人間関係が崩れて、また悩み事が増えます。
だからと言って、矛先が自分に向かうのも色んな感情が湧き出て対処することが難しくなります。
感情的になる前に、冷静に対処することによってお酒を飲まなくてもよくなりました。
対処している方法としては、
自分は自分、他人は他人。
それぞれの価値観がある。
相手の価値観を知ろうとする。
相手の発言の背景を知ろうとする。
自分の価値観を相手に知ってもうおうとするのではなく、相手の価値観を知ろうとするように考えて対処する様にしてます。
3.ブログを通して自分と対話する
お酒を飲んでいた理由の項目にて、もう1人の自分を作り出して対話をしていると説明をしました。
その対話がブログをすることによって強化されているような気がします。
自分との対話を強化して、自分なりの考えだったり、自分なりの答えを見つけやすくなっていると思います。
ブログで自分の分からない問題点などを記録しておき、後で答えを見つけられる様にしておくことは頭の中をスッキリさせることに繋がっています。
コンピュータと同じように脳も容量は決まっていて、考えられる量は決まっているのかなと感じます。
一度、脳から考え事を出して、後で考え直すことができる状態というのは、引き出しに物をしまって作業ができるスペースを確保していることだと思います。
頭の中の記憶だけに留めておくと、翌日になっても昨日の事柄を思い出して悩んで、連鎖して違う事柄も思い出して悩んで、未来について考える事柄の作業スペースが無かったりします。
なので、ブログに書くという作業は、後で考えること今考えることの整理に繋がり、アレコレ複雑に考えることをしなくても良くなっています。
それと、ブログを書くというのはそれなりに疲労することでもありますので、お酒を飲む時間や体力がなく夜には疲れから寝ることができています。
以上の3点が私がお酒を飲まなくなったと感じる理由です。
同時にインチュニブ服用レポートを終了します。
次回のインチュニブ服用レポートは3月24日を予定します。
今回に起きたように投稿予定が大幅に遅れる可能性がありますが、何卒温かい目でご理解頂けると幸いです。
投稿した際には追記にてお知らせ致します。
その他の経過報告
最近は、記事更新が停滞しています。
定期的に決めた日付に投稿できるが分かりませんが、温かい目で見守ってくれますと幸いです。
また、新たにうつ関連の記事で、体を動かすことがメインのうつ回復に向けたレポートも投稿しようかと思います。
気になる人はアクセスしてみてください。
インチュニブ関連
その他のインチュニブ服用レポートは下記の『インチュニブ服用レポート』カテゴリーから見ることができます。
うつ回復に向けて
新たにカテゴリー追加とレポート作成をしていこうと考えているカテゴリーです。
運動をメインにして、実際に体を動かすことによってどのような心境の変化があるのかを扱っていこうと思っています。